2024年12月20日（金）、一般財団法人沖縄美ら島財団（以下、沖縄美ら島財団）と学校法人帝京大学（以下、帝京大学）との連携協定を締結しました。

本協定は海生動物に関する飼育・繁殖技術や研究実績を有する沖縄美ら島財団と、感染微生物に関して多くの研究実績を有する帝京大学とが協力・連携することで、生物多様性の保全や環境問題などの課題解決に取り組み、人と動物のより良い関係をつくることを目的としています。
締結式には、沖縄美ら島財団理事長 湧川盛順、附属動物病院院長 植田啓一と帝京大学理事長・学長 冲永佳史、同大学医真菌研究センター副センター長・教授 槇村浩一らが出席し、和やかな雰囲気のもと連携協定の締結が行われました。

今回の締結で、沖縄美ら島財団と帝京大学は「（1）飼育動物の感染性病原体の検査 （2）飼育動物の新興感染症の検査方法等についての研究開発 （3）地球環境保全に関する市民への普及啓発活動」について総合的に協力を図ります。また、飼育動物環境中に存在する微生物の調査として、飼育下の哺乳類ならびに魚類等の飼育環境に存在し、動物へ皮膚病等を引き起こす未知または既知の真菌および寄生虫の探索と、その影響の調査を開始します。

本協定を通して、多くの動物種に対する感染症の調査・研究を推進し、感染症対策を構築することにより、人と動物のよりよい関係をつくることをめざし、本事業をＳＤＧｓに貢献する活動へとつなげ、調査・研究や環境学習の場として機能を強化していきます。

お問合せ

●一般財団法人 沖縄美ら島財団　調査企画広報課　三谷・島袋
TEL 0980-48-3649 / FAX 0980-48-3085　E-Mail：oki-pr@okichura.jp

●学校法人帝京大学　本部広報課　守川
TEL 03-3964-4162 / FAX 03-3964-9189　E-Mail：kouhou@teikyo-u.ac.jp