海洋生物の調査研究
沖縄美ら海水族館で飼育した生後約3ヶ月のアカウミガメ12匹に、電子標識を装着し放流しました。これは孵化した仔ガメがどのように海洋を回遊し成長しているのか、ウミガメ研究における最大の謎のひとつを解明することを目的としています。特に生存率の低い仔ガメの生態の解明は、絶滅危惧種であるアカウミガメの保全に貢献する重要な研究です。この調査は沖縄美ら海水族館を管理運営する「沖縄美ら島財団」と「NPO法人Upwell」「NPO法人Sea Turtle Ecology Lab」との包括連携協定に基づき、研究者によって行われています。今後も科学的な調査を通じて、絶滅危惧種の保全に寄与出来るよう研究を進めてまいります。
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