スマートフォンサイトはこちら
  1. 日本初記録のハゼ類「ユウナハゼ」の論文が掲載されました
沖縄美ら島財団総合研究所

海洋生物の調査研究

日本初記録のハゼ類「ユウナハゼ」の論文が掲載されました

沖縄美ら島財団と沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究グループは、沖縄県恩納村瀬良垣沖の水深214mから無人探査機(ROV)で採集した貝殻の中にいたハゼ類が、日本初記録となるLarsonella pumilusであることを明らかにしました。本種の発見は世界的に珍しく、今回採集された個体は世界で7例目の報告であり、これまでの報告と比べてかなり深い場所で見つかりました。本種は体全体が黄色いことから、沖縄の代表的な黄色い花であるユウナ(オオハマボウ)にちなみ、新和名「ユウナハゼ」が提唱されました。

著者名

Nozomi Hanahara, Takuo Higashiji, Chuya Shinzato, Ryo Koyanagi & Ken Maeda (太字:財団職員)

題名

First record of Larsonella pumilus (Teleostei: Gobiidae) from Japan, with phylogenetic placement of the genus Larsonella

雑誌名

Zootaxa

論文リンク

https://www.mapress.com/j/zt/article/view/zootaxa.4695.4.4

お問い合わせ先
総合研究所
〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川888番地
TEL:0980-48-2266   FAX:0980-48-2200

ページTOPへ