海洋生物の調査研究
令和元年11月15日(金)、沖縄県立博物館・美術館(那覇市)にて「沖縄ザトウクジラ会議2019 -他海域から学ぶ 地元に根差したイルカ・クジラウォッチング-」を開催しました。
本会議は、当財団の実施する鯨類調査を通して得られた研究成果を、地元ホエールウォッチング事業者の方々に紹介し還元することで、事業内容の向上等に役立てて頂くことを目的に2013年より毎年開催しています。
開催7年目となる今回は、東京都御蔵島で20年以上に亘りミナミバンドウイルカの生態調査およびイルカウォッチング事業の管理を実施している(一社)御蔵島観光協会の小木万布事務局長を講師としてお招きし、ウォッチング産業を運営する上でのルール作りや安全管理等、長年の取組みについて講演を頂きました。
当財団からは調査の研究成果報告や、南西諸島周辺の鯨類の生態に関する講演を行いました。当日は、沖縄県内各所、鹿児島県奄美大島から70名を超える参加があり、活発な議論、意見交換が行われました。
今後も地域観光産業への貢献を目指し、また各地域と連携した調査を行うため、積極的に意見交換や情報収集を行っていきたいと考えています。
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