プレスリリース
2016.04.05
日頃より、沖縄県立博物館・美術館の運営にご協力いただき、誠にありがとうございます。
この度、4月12日(月)より沖縄県立博物館・美術館で「文化勲章受賞記念志村ふくみ-母衣への回帰-」を開催致しますのでお知らせ致します。
現代日本の染織分野に独自の世界を展開する志村ふくみは、1924年(大正13)に滋賀県近江八幡市に生まれ、母・小野豊の影響で織物を始めました。1957年(昭和32)の第4回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後も受賞を重ねます。そして1990年(平成2年)には、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。
草木からの自然染料で染められた糸によって織り上げられた作品は、多くの人を魅了し、国際的にも高く評価されています。「民衆の知恵の結晶である紬の創作を通して、自然との共生という人間にとって根源的な価値観を思索し続ける芸術家」として、2014年(平成26)に第30回京都賞(思想・芸術部門)を受章し、2015年には文化勲章を受章しました。
このたびの展覧会では、代表作を中心に、初期の作品から最新作までを一堂に展示することで、60年に及ぶ創作のあゆみを紹介するとともに、志村ふくみの魅力とその芸術の核心に迫ります。
資料ダウンロード | 4/12-5/29 志村ふくみ氏(人間国宝)、沖縄初の展覧会! 文化勲章受賞記念 志村ふくみ-母衣への回帰- |
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