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  1. 北部地区豪雨で被害を受けた養殖サンゴを緊急保護しました

お知らせ

北部地区豪雨で被害を受けた養殖サンゴを緊急保護しました

2024.12.19

保護までの経緯

国頭村漁業協同組合(以下、漁協)では、サンゴ礁の再生や保全を目的に、移植用のサンゴ苗生産や養殖を行っています。しかし、11月に発生した沖縄本島北部地区の豪雨により、サンゴ養殖場へ土砂が流入し、養殖サンゴが甚大な被害を受けました。土砂は最大で40㎝ほど堆積し、その影響で現在も養殖場周辺が濁っている状況が続いています。サンゴは、赤土などの土砂に埋まると死滅してしまう他、周辺の海水が濁った状態が長期間続くと体内の褐虫藻が光合成できずに衰弱し、死亡してしまう恐れがあります。そこで、当財団では、漁協と協働して、被害を受けた養殖サンゴを、一時的に沖縄美ら海水族館の飼育スペースへ避難し、養殖場の環境が回復した後、元に戻すことを予定しています。

緊急保護年月

2024年12月7日

種類

ツツユビミドリイシ ・ムギノホミドリイシ・ トゲエダコモンサンゴ

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    土砂が流入した様子
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    水族館への移動準備
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    水族館の飼育スペース
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