スマートフォンサイトはこちら
  1. 首里城正殿等火災から一年を迎えて

お知らせ

首里城正殿等火災から一年を迎えて

2020.10.31

2019年10月31日の首里城正殿等火災から1年を迎えました。
火災により、沖縄のシンボルである首里城正殿をはじめとする主要施設や貴重な美術工芸品などの焼失・損壊は、県内外、世界中に衝撃とともに、大きな喪失感を与えました。

沖縄美ら島財団に対して、厳しいご指摘や励ましのお言葉など沢山いただいておりますとともに、首里城基金に対して多くの寄付金を賜り心より感謝申し上げます。

現在、当財団では、施設を管理運営する者としての責任を真摯に受け止め、二度と起こさないための方策を常に考え、財団内部に首里城火災を踏まえた管理体制・防災対策会議を設置し、自ら検証を行い防災・防火体制の見直しを図っております。

美術工芸品においては、多数の焼失・被害を受けている状況でございます。これらは県民・国民の財産として、修復・復元に向けて、専門家で構成する美術工芸品等管理委員会を設け、修復方法や管理方法等を提言いただき、できる限り早い段階で展示につなげられるようにしたいと取り組んでいるところでございます。

当財団は、首里城の再建・復興に向けて、「首里城、千年へ」のキャッチフレーズを掲げ、 “二度と災害を起こさない” “皆さまの思いがいっぱい詰まった首里城” “子々孫々まで繋いでいく首里城” となるように、役職員がひとつになって皆さまと一緒に取り組んでいきたいと考えております。

今後とも、国、沖縄県、OCVB、観光に携わる皆さまをはじめ、地域の皆さまと連携・協力し、沖縄の自然文化を活用した様々な取り組みや情報発信によって、沖縄県の観光振興に寄与してまいります。

2020年10月31日
一般財団法人 沖縄美ら島財団 理事長 花城 良廣

ページTOPへ