首里城正殿等の火災おきまして、近隣の方々をはじめ、沖縄県民の皆さま、国民の皆さま、関係各所並びに沖縄観光を楽しみにされていた観光客の皆さまへ、ご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

　首里城公園においては、11月5日（火）より段階的に一部開園を実施し、皆さまにご利用いただいておりますが、この度、12月12日（木）より、城郭内の一部においてもご利用いただけることとなりましたことをお知らせいたします。

　12月12日（木）より、ご利用いただける施設は、歓会門、久慶門、瑞泉門、広福門、下之御庭、西のアザナ、京の内、継世門などになります。
　被災した奉神門をご覧いただける下之御庭、那覇港や遠く離島も望める夕陽の美しい西のアザナ、首里の街並みや南部の穏やかな丘陵地が望める京の内、往時の首里城の姿を見せる被災を免れた広福門等、首里城の現状を体感いただける施設となります。

　また、城郭内のご利用開始に伴い、首里城公園内及び首里城下散策にご活用いただける復興モデルコースも併せてご紹介させていただきます。

　首里城の復元に向けては、首里城の地を、変わりゆく首里城の「過去」を知り、「現在」をご覧いただき、新たな「未来」に想いを馳せていただくことができる場としていくことが大切であると考えております。
　みなさまの首里城公園へのご来訪を心よりお待ちいたしております。