プレスリリース
2022.03.08
一般財団法人沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)は、サメの体液を模した溶液(人工羊水)の中で、深海ザメの一種である「ヒレタカフジクジラ」の胎仔を出生サイズまで育成することに世界で初めて成功し、研究成果を国際学術誌で発表しました。
これは、当財団が完成を目指すサメの「人工子宮装置」の開発に大きな進展をもたらす画期的な成果です。本技術は、水族館における早産胎仔の救命のほか、希少種保全を目的とした人工繁殖技術の確立に大きく貢献することが期待されます。
人工子宮装置で飼育中のヒレタカフジクジラの胎仔は、当財団が管理運営する沖縄美ら海水族館「サメ博士の部屋」にて展示中です。
資料ダウンロード | サメの「人工子宮装置」で約5ヵ月間の飼育に成功!胎仔育成のカギは「人工羊水」!? |
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