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  1. 日本の植物相の全容把握と保全に大きく貢献 第30回 松下幸之助花の万博記念賞を受賞!!

プレスリリース

日本の植物相の全容把握と保全に大きく貢献 第30回 松下幸之助花の万博記念賞を受賞!!

2022.02.07

一般財団法人沖縄美ら島財団(沖縄県本部町) 総合研究センター 植物研究室の米倉浩司が、公益財団法人 松下幸之助記念志財団(神奈川県)から第30回 松下幸之助花の万博記念賞 「松下幸之助記念奨励賞」を受賞しました。松下幸之助花の万博記念賞創設以来、沖縄県からは3人目の受賞者となります。

本賞は、1990年に大阪鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会 (略称:花の万博 EXPO’90)」の基本理念である「自然と人間との共生」の実現に貢献するすぐれた学術研究や実践活動および社会貢献活動を表彰することを目的に、1992年同財団によって創設されました。日本在住の個人またはグループを対象に、「松下幸之助記念賞」・「松下幸之助記念奨励賞」・「松下正治記念賞」が授与されます。

主な功績(受賞理由)

  • タデ科やツツジ科についての優れた分類学的研究を行っている
  • 日本国内に自生・帰化している全ての維管束植物種と主な栽培植物種の和名と学名を整理した
  • ウェブ上での検索システム「植物和名-学名インデックスYList」を作成・整備し、日本の植物相の全容把握と保全に大きく貢献した

また、2022年2月5日(土)に行われた「第29回・第30回 松下幸之助花の万博記念賞 贈呈式および講演会」では、「日本の維管束植物の種多様性を周辺と比較しつつ俯瞰する」と題して講演を行いました。

植物標本の研究を行う米倉(左)と「第29回・第30回 松下幸之助花の万博記念賞 贈呈式」の様子(右)
植物標本の研究を行う米倉(左)と「第29回・第30回 松下幸之助花の万博記念賞 贈呈式」の様子(右)

代表研究者プロフィール

米倉 浩司(よねくら こうじ)
  • 博士(理学)、(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター 植物研究室
  • 専門は植物分類学・植物地理学。同財団にて、琉球列島の植物相の解明や、外来植物の消長追跡などの研究に取組んでいる。
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お問合せ
一般財団法人 沖縄美ら島財団 企画広報課 仲宗根・宮内
TEL:0980-48-3649 / E-mail:

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