プレスリリース
2016.06.15
ミツクリザメは300-1000mの深海に生息する3mにもなる大型のサメで、歯がむき出しになった恐ろしげな顔から、欧米では「goblin shark(悪魔のサメ)」として知られてきました。しかし、自然界で生きている姿は映像として捉えられたことはなく、その生態は謎に包まれてきました。
一般財団法人 沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)の研究者らは、日本放送協会(NHK)が世界で初めて撮影に成功したミツクリザメの捕食映像を科学的に解析し、その驚きの捕食行動のしくみを明らかにしました。この研究は、生体観察が極めて難しい深海生物の捕食行動をとらえた、世界的にも非常に貴重な報告です。
本研究の成果は、Nature Publishing Groupのオンライン学術誌「Scientific Reports」に掲載されました。
資料ダウンロード | 狙った獲物は逃さない!超速で飛び出す“あご” 悪魔の異名を持つ深海ザメ「ミツクリザメ」の驚きの捕食行動を解明! |
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