プレスリリース
2015.07.30
一般財団法人 沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)の宮本 圭らの研究グループは、本部町瀬底島近海で採集された魚類が国内初記録となるベラの1種Choerodon margaritiferusであることを明らかにしました。同時に、本種が夕焼けを連想させる赤味がかった色彩を持つことから、本部町の夕日を形容した言葉「ゆうもどろの花」に因み、和名「ユウモドロベラ」を提唱しました。本研究の論文は分類学の学術雑誌「Zootaxa」に掲載予定です。
ユウモドロベラのオス
ユウモドロベラのメス
宮本 圭(みやもと けい)
2009年宮崎大学農学研究課水産科学講座修了。2011年(財)海洋博覧会記念公園管理財団(現在は一般財団法人 沖縄美ら島財団に名称変更)採用。専門は魚類分類学。
資料ダウンロード | 本部町で採集された国内初記録のベラ 本部の夕景にちなみ和名『ユウモドロベラ』を提唱 |
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