プレスリリース
2015.06.05
一般財団法人 沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)の岡慎一郎らの研究グループは、ヤシガニの分布のほぼ北限にあたる海洋博公園に生息するヤシガニの成長や寿命を、8年間にわたる追跡調査で明らかにしました。本研究の論文は、日本動物学会発行の国際学術雑誌「Zoological Science」に掲載されました。
雑誌名:Zoological Science
論文名:Growth of the Coconut Crab, Birgus latro, at its Northernmost Range Estimated from Mark–Recapture Using Individual Identification Based on Carapace Grooving Patterns
著者名:(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター 技師 岡慎一郎
(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター 契約職員 宮本圭
(一財)沖縄美ら島財団 魚類チーム(沖縄美ら海水族館勤務) 主任技師 松崎章平
国立研究開発法人 水産総合研究センター 西海区水産研究所 主任研究員 佐藤琢
岡慎一郎(おか しんいちろう)
2000年琉球大学理工学研究科海洋自然科学専攻博士前期課程修了。環境調査会社勤務を経て、2010年(財)海洋博覧会記念公園管理財団(現在は一般財団法人 沖縄美ら島財団に名称変更)入社。専門は水生生物の生活史研究。
資料ダウンロード | 寿命は約50年?北限域のヤシガニの成長や寿命を解明 |
---|
Copyright (c) 2015 Okinawa Churashima Foundation. All right reserved.