プレスリリース
2014.04.24
一般財団法人 沖縄美ら島財団(本部町)は、沖縄県の北大東島沖で捕獲されたダイオウイカの標本調査を4月25日に行います。
ダイオウイカは、4月20日に知念漁協がソデイカ漁の作業中に偶然捕獲したものです。捕獲したダイオウイカは既に死んでいます。当財団は、このダイオウイカが水揚げされる4月24日に標本を譲り受け、謎の多い生態の研究に生かすほか、管理運営している沖縄美ら海水族館での活用を検討します。
ダイオウイカは、世界中の深海域に生息するイカで、地球上で最大の無脊椎動物です。人の手の届かない深海に生息するため研究が難しく、詳しい生態はほとんど分かっていません。
これまで国内での発見例は数十例と少なかったのですが、2014年に入って日本海沿岸を中心に相次いで発見されています。捕獲されたダイオウイカの調査を当財団が行うのは、1994年以来3例目です。1例目のダイオウイカの標本は、沖縄美ら海水族館の深海コーナーに展示されています。
日時:平成26年4月25日(金)13:30~14:30
場所:沖縄美ら島財団 総合研究センター(沖縄県国頭郡本部町字石川888番地)
内容:個体の計測と部分標本の採取・写真撮影後、全身を標本として保管します。
※ご取材いただける場合は下記担当までご連絡をお願いいたします。
資料ダウンロード | 謎に包まれた深海生物ダイオウイカを捕獲 |
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