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  1. 経済・産業振興

経済・産業振興

園芸品種の改良・調査や植栽管理技術の開発などを通して、沖縄の経済・産業振興を図ります。

新しい園芸品種に関する改良・調査

沖縄の魅力ある園芸品種の改良を目指し、自生する植物の調査研究や品種の交配技術について知識や情報の蓄積を進めています。
絶滅危惧種のリュウキュウベンケイを元に改良された「ちゅららシリーズ」は千葉大学と共同研究を行い、2品種が品種登録されました。
水のない条件で1ヶ月もつ花もちの良さや、花色が豊富である特徴を活かし、今後、切り花としての実用化に向け沖縄県などと事業を推進し、園芸農業の振興を図ります。

熱帯性の果物や野菜ハーブ類、花木の生育特性の調査

沖縄の伝統的な島野菜やハーブ類の種を収集し、更に新しい品種の栽培調査を行っています。
沖縄ではなじみ深いヒカンザクラにおいては、満開時期の予測方法や開花調整の実験に取り組んでいます。
植物の成長に必要な肥料や水分、環境について管理調査を行うことで植栽の管理技術の向上に努め、沖縄県の農業振興に寄与します。

果実、観葉植物の増産に向けた培養技術の研究

優良な果実の大量増産に向けて、培養技術を活用したパインアップルの苗の研究に取り組んでいます。
また、観葉植物のドラセナ類についても増産技術を高め生産体制の確立を目指します。

沖縄の気候に適した植栽管理のコンテナ技術開発

夏の強い日差しや暑さ、台風襲来など沖縄の厳しい気候条件に対応し、植物を育てるためのコンテナ技術の開発を行っています。水やりの手間や台風時の片づけなど管理の手間とコストの少ないコンテナ、プランターの普及、利用拡大を図ります。
関連会社(株)グリーンウインドでは、コンテナ利用のほか、多様な植栽展示技術を広め、花と緑の魅力ある緑化システムを構築します。

沖縄国際洋蘭博覧会を介した産業の振興

沖縄国際洋蘭博覧会では花卉生産者による出展作品も多く、出展や技術交流を通した花卉産業の振興を図ります。
また、期間中は地域と連携し、観光案内や特産物を紹介することで、観光や物産の利用促進を図ります。

沖縄県産品や地域特産品の販売および地元食材の利用推進

国内外から多くの来園者が訪れる海洋博公園および首里城公園を活用し、沖縄県や地域の特産品を店舗で販売するほか、企画展示やイベント催事の内容に併せた地域の特産品販売も行っています。
商品や生産者の詳しい情報を積極的に発信し、商品の魅力を伝え、地域の活性化や県内産業の振興を図ります。
また、レストランなど飲食店舗では地元食材を優先して利用することで、地産地消の取り組みを推進しています。

第二黒潮丸の活用

沖縄県北部に位置する本部町には、カツオ一本釣りという伝統漁業があります。
当財団が所有する漁船「第二黒潮丸(14トン)」を本部漁業協同組合に活用していただき、古くから伝わる伝統漁業の保存・継承に役立て、地元漁業の振興に寄与しています。

造形物花壇の貸出展示

花や植物を使って地域の魅力を演出するため、地域の情報を発信するシンボルマークとして立体造形花壇を活用していただくことで、やんばる(沖縄本島北部地域)の魅力掘り起しや地域振興の活性化を支援しています。

 

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