助成事業や環境教育事業への協力、学習や成果発表の場を設け、人材育成につながる活動・事業の支援を行っています。

調査研究、技術開発への助成

地球温暖化や生態系保全等の環境問題への対応、沖縄の地域特性を活かした観光および産業の振興、公園利用の多様化に対応した公園管理運営といった課題について、調査研究を行う個人や団体に対し助成金を援助しています。

環境教育事業への協力

沖縄県内の新聞社が主催する子どもたち向けの環境教育事業に参加・協力しています。沖縄の自然や動植物に触れ、子どもたちが自らテーマを設け、調査に取り組み、結果を発表します。人材育成と環境教育活動を融合した事業として、自然環境とその保全に対する子どもたちの意識向上に繋がる活動を支援しています。

参加型イベントの開催

海洋博公園や首里城公園で行われるイベントに、一般・学生の方も広くご参加いただくことで、地域の伝統文化や亜熱帯植物への関心を広めるほか、学生が成果を発表する場を設け、イベントを盛り上げていただいています。
伝統的な漁法である「サレービチ（追込み漁）体験」や、琉球王国時代の儀式を再現した「首里城祭・琉球王朝絵巻行列」への参加、学校でランの栽培を学び、沖縄国際洋蘭博覧会で展示する「君もラン愛好家」、学生の音楽活動の成果を発表する「海洋博公園マーチング・バンドフェスティバル」や「琉球古典音楽演奏会」があります。

職場体験

沖縄県内の中高生、その他関連団体を対象に職場体験学習を受け入れています。仕事の実体験を通して、職務を達成するやりがいを感じ、また自分の課題に気づき応用力を養うことを目標に、次世代の人材育成に関わっています。

博物館実習、飼育実習の受け入れ

水産または動物系の学部・コースに在籍している大学生や専門学生を対象に博物館実習、飼育実習を受け入れています。学生がこれまでに学んだ知識・技術を実践的に経験する場を提供し、学芸員や飼育員としての基本的な素養を身に付ける、人材育成に繋がっています。

花と緑の専門家を育成

花と緑あふれる潤いある町づくりを推進するために、「花・緑コーディネーター」を育成しています。講義を通して、花や緑を活用した街づくりの知識や技術を身に付けます。講義を終え基準を達成した受講者は「花・緑のコーディネーター」に認定され、これまでに約120名の方が花と緑の専門家として活躍されています。