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  1. 動植物や沖縄の文化に関する調査研究事業

動植物や沖縄の文化に関する調査研究事業

亜熱帯に生息する動植物調査や、琉球王国関連文化財の調査・修復などの調査研究事業を行っています。

深海性フエダイ類の繁殖にかかる研究への協力

海洋資源の調査を目的に、沖縄県農林水産部水産課が実施している「深海性フエダイ類の繁殖についての研究」に協力をしています。

天皇海山における宝石サンゴ資源調査の共同研究

海洋資源の調査を目的に、2013年8月1日~2016年3月31日まで、北太平洋西側にある海山群「天皇海山」における宝石サンゴ調査を独立行政法人 水産総合研究センター国際水産資源研究所と共同で調査研究を行っています。その標本の種の特定を沖縄美ら島財団が担当しています。

海洋博公園における小動物調査

海洋博公園内の自然状況を把握し、普及啓発・環境保全などに活用するため、チョウ目、コウチュウ目、ハチ目等、昆虫類の生息状況を調査しています。この調査研究によって得られた知見により、展示会・教室等を開催し、環境教育活動を推進しています。

蜜源植物に関する調査

沖縄の蜜源植物(アザミ等)の特性についての知見は不足しており、調査研究を通して開花時期・糖度・蜜量を調査し、生物多様性や地域生態系の保全に配慮した緑化の推進、まちづくりや環境教育等で緑化推進、環境保全に寄与しています。
2011年に野外調査を開始し、調査を継続しています。蜜源植物図鑑の発刊を目指し、結果をまとめています。

国外に所蔵されている琉球王国関連文化財の調査・修復等事業

琉球王国関係の文化財の復元および展示に役立てるため、国外の博物館等に所蔵されている文化財について、国外の博物館とネットワークの構築を図り、調査研究を推進しています。
2013年には、『ベルリン国立民族学博物館所蔵 琉球・沖縄染織資料調査報告書』を刊行しました。これは、ドイツのベルリン国立民族学博物館で保管されている琉球王国時代の王族や、百姓階級の衣服や貢納布だった反物類117点の染織物を、沖縄県立芸術大学と連携して調査し、着物や反物のサイズ、素材、模様などのデータをまとめたものです。

 

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