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  1. ザトウクジラ調査
沖縄美ら島財団総合研究センター[美ら島研究センター]

海洋生物の調査研究

ザトウクジラ調査

ザトウクジラ調査

ザトウクジラは夏に餌を食べるためロシアやアラスカなどへ、冬になると繁殖や子育てのため沖縄や小笠原、ハワイなどへ回遊を行います。沖縄周辺では例年12月終わりから4月はじめ頃にかけて本種を対象としたホエールウォッチングが行われており、ザトウクジラは冬季観光産業を支える重要な資源となっています。当財団では国内外の研究者や地元の方々と協力し、ザトウクジラの生態や資源状態を調査しています。

新着情報

2019.4.7

尾びれを上げて潜るザトウクジラ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-群)
本 部:2群4頭(親子クジラ:1群)
那 覇:3群5頭(親子クジラ:1群)*提供情報

本日で今シーズンのザトウクジラ調査も最終日となりました。皆様のご協力のお陰で、今年はのべ411頭の識別写真を撮影することができました。これから来年のザトウクジラの来遊シーズンまでに、今シーズン撮影した写真と過去に個体識別された写真とを照合していきます。今年も、那覇周辺海域の発見情報や尾びれ写真等をご提供頂いた中南部ホエールネットワークの皆様、本部周辺海域の発見情報など多くのご協力を頂いた沖縄北部ホエールウォッチング協会の皆様、その他ご協力頂いた座間味島、那覇市、恩納村、伊江村、本部町の皆様、調査にご協力頂いた調査船の船長、調査員の皆様、本当にありがとうございました!

 

2019.4.6

シワハイルカ 伊江島南西沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-群)
本 部:4群6頭(親子クジラ:1群)
那 覇:3群5頭(親子クジラ:0群)*提供情報

今日の本部海域の調査では、シワハイルカが確認されました(写真参照)。シワハイルカは熱帯、亜熱帯の外洋に広く生息する体長3m前後のハクジラの仲間です。これまでの調査でも、ザトウクジラと一緒に泳いでいるところ等が度々確認されています。今日は、伊江島南西沖で5-6頭の群れで泳いでいるところが観察されました。

 

2019.3.30

識別番号:R-668 伊江島北西沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:1群1頭(親子クジラ:0群)
本 部:2群4頭(親子クジラ:1群)
那 覇:3群6頭(親子クジラ:1群)*提供情報

本日の本部海域の調査では、写真のクジラ(識別番号:R-668)が確認されました。このクジラは2007年に沖縄周辺海域で初めて確認され、その後も周辺海域で複数回の来遊が確認されています。今年は、もう1頭のクジラと2頭で並んで泳ぐ様子が観察されました。

 

2019.3.27

識別番号:R-8 伊江島南西沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:3群5頭(親子クジラ:1群)
本 部:6群8頭(親子クジラ:1群)
那 覇:1群3頭(親子クジラ:1群)*提供情報

今日の本部海域では、識別番号:R-8(ゼット)が確認されました。ゼットは、2/12に本部海域で確認された後(同日記事参照)、2/25に慶良間海域で、3/12に那覇海域で確認され、再び3/20に本部海域で確認されています(提供情報参照)。このように、シーズン中に日をまたいで同じクジラを再確認することは決して珍しいことではありません。これまでの研究結果から、オスクジラはメスクジラに比べてより活発に海域間を移動する傾向があり、一方で子クジラを伴った母クジラは同じ海域に留まる傾向が強いことがわかっています。

 

2019.3.18

タイマイ 伊江島北西沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:3群9頭(親子クジラ:1群)
本 部:2群3頭(親子クジラ:1群)
那 覇:3群6頭(親子クジラ:2群)*提供情報

本日の本部海域では、早朝から午前中にかけて調査を実施しました。今日の調査では、ザトウクジラの他に伊江島北西沖でタイマイ(ウミガメの一種)を発見しました(写真参照)。当財団のザトウクジラ調査では、基本的には鯨類を対象として写真撮影や行動の観察等を行っていますが、普段見かけない生物などを見つけた際には、その記録等も行い、沖縄近海の生物相の把握に役立てています。

 

2019.3.17

胸びれで海面をたたくザトウクジラ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間: 5群10頭(親子クジラ:3群)
本 部: 5群9頭(親子クジラ:2群)
那 覇: 2群3頭(親子クジラ:1群)*提供情報

写真にある水面から突き出た黒くて長いものが何かわかるでしょうか?これは、2/25の記事と同じく、ザトウクジラの最大の特徴ともいえる長い胸びれです。写真はクジラが横向きになり、胸びれで海面をたたく様子です。この長い胸びれはペラペラの板のようにも見えますが、実は人間と同じように5本の指の骨があるのです。

 

2019.3.14

クジラとホエールウォッチング船

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-)
本 部: 5群7頭(親子クジラ:0群)
那 覇: 3群6頭(親子クジラ:1群)*提供情報

本日の本部海域の調査では、昨日確認された2頭のクジラ(識別番号:R-682とR-1638)が再び一緒にいるところが確認されました。今日も2頭は水面でテールスラップ(尾びれを水面に叩きつける行動:写真参照)など様々な行動を見せ、ホエールウォッチング船に乗ったお客さん達からも歓声があがっていました。皆さんの歓声を聞き、調査船のスタッフも皆嬉しい気持ちになりました。

 

2019.3.13

ブリーチする識別番号:R-682とR-1638

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-)
本 部: 4群8頭(親子クジラ:2群)
那 覇: 4群7頭(親子クジラ:1群)*提供情報

今日の調査では、写真のクジラ(識別番号:R-682とR-1638)2頭が一緒に確認され、ブリーチ(ジャンプ)やペックスラップ(胸びれを海面に叩きつける行動)など、水面で様々な行動をする様子が観察されました(写真参照)。R-682は、これまでにも沖縄周辺海域で複数回確認されており、オスクジラであることがわかっています。また、今日は北東の風が強く一日肌寒い調査となりました。指先まで冷え切った調査員達は、温かいお風呂の話をしながら帰路につきました。

 

2019.3.12

船上でソングを録音する様子

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間: 3群8頭(親子クジラ:1群)
本 部: 9群11頭(親子クジラ:1群)
那 覇: 6群10頭(親子クジラ:2群)*提供情報

本日の調査では、発見した1頭がシンガーとして確認されたため、ソングの録音を行いました。(「ソング」及び「シンガー」については、3/2の内容をご参照ください。)ザトウクジラのソングは、低い音から高い音まで様々な音の組み合わせで構成されており、10~20分程の周期で歌のように同じ構造を繰り返すことがわかっています。そのため、調査でソングを録音する際には、少なくとも20~30分録音をすることで、一周期分のソングを記録するようにしています。また本日も、那覇沖で識別番号:R-8(ゼット)が確認されたそうです。次回はどの海域に現れるのでしょうか。

 

2019.3.5

エスコートとして確認されたザトウクジラ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:4群9頭(親子クジラ:3群)
本 部:3群6頭(親子クジラ:1群)
那 覇:7群12頭(親子クジラ:2群)*提供情報

本日の本部海域では、親子クジラにエスコートと呼ばれる雄クジラの同伴する群が確認されました(写真のクジラがエスコートとして確認された個体)。エスコートという名からは、親子を見守る父クジラのような印象を受けますが、実際にはそうでなく、母クジラ(雌)との交尾の機会を狙っている雄クジラだといわれています。

 

2019.3.2

シンガーとして確認されたザトウクジラ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-)
本 部:12群17頭(親子クジラ:3群)
那 覇:9群20頭(親子クジラ:3群)*提供情報

今日の本部海域の調査では「シンガー」が観察されました。ザトウクジラのオスは、主に繁殖海域で複雑な鳴き声「ソング(歌)」を発することで知られており、ソングを発しているオスは「シンガー(歌い手)」と呼ばれています。ソングを発する理由は、メスへの求愛、オス同士の牽制など諸説ありますが、まだはっきりとしたことはわかっていません。今日観察されたシンガーは、しばらくの間1頭でソングを発していましたが、もう1頭のクジラが合流した際に鳴き止み、その後再び1頭になりましたが、もうソングを発することはなく、より沖合へと泳いでいきました。

 

2019.2.27

マダライルカ 伊江島北沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:5群8頭(親子クジラ:1群)
本 部:3群9頭(親子クジラ:1群)
那 覇:6群10頭(親子クジラ:2群)*提供情報

今日は、伊江島北の沖で15頭程のマダライルカの群れを発見しました(写真参照)。調査中、他の鯨類を発見することがあり、これまでにもシワハイルカ、マダライルカ、オキゴンドウ、バンドウイルカ、コビレゴンドウなどのハクジラ類が時々観察されています。今日発見したマダライルカの群は、調査船の舳先にできる波に乗って泳いだり、ジャンプをしたりしていましたが、やがて船から離れ、より沖合の方へ向かって泳いでいきました。

 

2019.2.25

胸びれの白いザトウクジラ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:6群14頭(親子クジラ:2群)
本 部:13群18頭(親子クジラ:1群)
那 覇:5群8頭(親子クジラ:2群)*提供情報

写真のクジラの右側、水面下に見える白いものが何かわかるでしょうか?これは、ザトウクジラの最大の特徴ともいえる長い胸びれです。ザトウクジラの多くは胸びれの外側の面(手の甲にあたる面)が黒いのですが、時おり、この面が写真のクジラのように白いものも観察されます。特に今日のように晴れた日は、水面下の白い胸びれが見えやすく、浮上する前からその姿を確認できることもあります。

 

2019.2.20

噴気を上げて泳ぐザトウクジラの群れ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:5群12頭(親子クジラ:3群)
本 部:6群13頭(親子クジラ:なし)
那 覇:6群10頭(親子クジラ:1群)*提供情報

本日の本部海域の調査では、5頭の群が確認されました。この群れは、発見した際には4頭でしたが、観察している内に更に1頭が加わり、時折荒々しく噴気を上げながら速いスピードで北上していきました。沖縄周辺で観察されるザトウクジラの群の頭数は、2頭、1頭、3頭…の順に多く、稀に10頭ほどの群れが確認されることもあります。数日間続けて同じ個体同士が一緒にいることもありますが、多くの場合は、数時間、数日間のうちに離れ、また別の個体と群を形成していることが、これまでの調査からもわかっています。

 

2019.2.15

本日撮影された背びれ写真

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-)
本 部:3群5頭(親子クジラ:なし)
那 覇:5群8頭(親子クジラ:3群)*提供情報

ザトウクジラの尾びれの形や模様が1頭1頭異なることは皆さんもよくご存じのことと思います(1/28の記事参照)。実は、ザトウクジラの背びれにも1頭毎に特徴があるのはご存知でしょうか?三角形で尖った形から丸い形、また傷の多い背びれなど、それぞれに異なった特徴があるということが、写真からもわかるかと思います。調査では、こういった背びれの写真も撮影し、尾びれ、背びれ両方の特徴を利用しながら個体を識別しています。

 

2019.2.14

ブリーチする仔クジラ 伊江島北側の沿岸にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-)
本 部:6群11頭(親子クジラ:2群)
那 覇:5群11頭(親子クジラ:1群)*提供情報

2月に入り、本部海域の調査では毎回のように親子クジラが観察されています。本日の調査でも、親子クジラが計2群観察され、仔クジラは何度も写真のようなブリーチを繰り返していました。これまでの研究結果から、母クジラと新生児は、他のクジラ(オスクジラや新生児を連れていないメスクジラ)に比べると、より水深の浅い、岸に近い場所や島と島の間等で多く発見されることがわかっています。母クジラは、沖合に比べて海況の安定した穏やかな海域で、子育てに専念しているのではないかと考えられています。

 

2019.2.12

オキゴンドウ 伊江港前にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:-群-頭(親子クジラ:-)
本 部:7群17頭(親子クジラ:2群)
那 覇:7群11頭(親子クジラ:3群)*提供情報

今日は、帰港中に伊江港前でオキゴンドウの群れを発見しました。オキゴンドウは、通常数頭から数十頭の群れを作る、全長5m前後のハクジラの仲間です。こうしたザトウクジラ以外の鯨類との遭遇も、調査中の楽しみのひとつです。また本日の調査でも、伊江島北西沖で識別番号:R-8(ゼット)に遭遇しました。次回はどの海域に現れるのでしょうか。

 

2019.2.7

識別番号:R-80 伊江島北西沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:7群15頭(親子クジラ:1群) 
本 部:5群7頭(親子クジラ:なし)
那 覇:8群19頭(親子クジラ:2群)*提供情報

今日の本部海域の調査では、写真のクジラ(識別番号:R-80)が確認されました。この個体は、1999年に初めて確認されて以降、毎年のように沖縄周辺海域で確認されています。今日は午後からあいにくの雨模様となり、調査員は全身雨に濡れて震えながらの帰港となりました。皆さんも風邪等ひかないように十分にお気を付けください!

 

2019.2.3

識別番号:R-8 伊江島北西沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:8群14頭(親子クジラ:なし) 
本 部:13群18頭(親子クジラ:1群)
那 覇:9群21頭(親子クジラ:3群)*提供情報

本日の本部海域では、昨日に続き2日連続で、写真のクジラ(識別番号:R-8)が確認されました。この個体は、尾びれ右側にアルファベットの「Z(ゼット)」のような模様があることから、広く「ゼット」の愛称で親しまれています。この個体は1991年に座間味で最初に確認されて以降、毎年のように沖縄周辺海域への来遊が確認されており、昨年も伊江島の周辺で確認さています。「ゼット」は、その認識しやすい模様と目撃回数の多さから、沖縄海域で最も有名なザトウクジラの内の1頭としても知られています。

 

2019.2.2

識別番号:R-612(上段:背びれ,下段:尾びれ)

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:7群12頭(親子クジラ:1群)
本 部:14群27頭(親子クジラ:1群)
那 覇:6群10頭(親子クジラ:2群)*提供情報

本日の本部海域では、写真のクジラ(識別番号:R-612)が確認されました。この個体は、2006年に仔クジラ(0歳)として確認されて以降、何度も沖縄周辺海域への来遊が確認されており(2006~2012年、2015年、2016年)、座間味などの一部ホエールウォッチング関係者の間では「あゆみ」の愛称で親しまれています。背びれが欠損したような珍しい形をしている事も、R-612の特徴として知られています(写真参照)。

 

2019.1.30

ブリーチするザトウクジラ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:11群20頭(親子クジラ:なし)
本 部:10群17頭(親子クジラ:なし)
那 覇:14群29頭(親子クジラ:4群)*提供情報

本日の調査では、写真のような「ブリーチ(ジャンプ)」が観察されました。ザトウクジラはブリーチの他にも、「ヘッドスラップ(頭部を海面に叩きつけるような行動)」、「ペックスラップ(胸びれを海面に叩きつける行動)」など様々な行動をとることで知られています。その理由は、寄生虫を落とすため、コミュニケーションをとるため、攻撃のため、など諸説唱えられているのですが、実はまだはっきりとは解明されていません。 このような大迫力のアクションが見られることも、ホエールウォッチングの醍醐味のひとつかもしれません。

 

2019.1.29

伊江港沖にて

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:9群16頭(親子クジラ:なし)
本 部:6群7頭(親子クジラ:なし)
那 覇:5群6頭(親子クジラ:なし)*提供情報

本日の調査では、1歳前後とみられる体サイズの小さなクジラ(推定体長6-8m)が3頭観察されました。ザトウクジラの赤ちゃんは約1年の授乳期間を経て、1歳になる頃には親離れをするといわれています。もしかすると、今日観察された小さめのクジラも母クジラのもとを離れて間もない仔クジラだったのかもしれません。

 

2019.1.28

ザトウクジラの尾びれ写真

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:11群18頭(親子クジラ:なし)
本 部:11群16頭(親子クジラ:1群)
那 覇:5群9頭(親子クジラ:2群)*提供情報

ザトウクジラの尾びれ腹面の模様は真っ白いもの、真っ黒いもの、白黒混ざったものなど個体により様々で、これを利用し個体識別をすることができます。当財団では、25年以上に及ぶ調査により約1600頭の個体を識別しています。昨シーズンはのべ282個体の尾びれ写真を撮影することができました。さて、今シーズンは何頭のクジラに出会えるでしょうか!?

 

2019.1.25

ザトウクジラの便を採取

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:11群24頭(親子クジラ:1群)
本 部:8群14頭(親子クジラ:2群)
那 覇:5群10頭(親子クジラ:2群)*提供情報

本日の調査では、ザトウクジラの「便(べん)」を採取しました。稀にではありますが、ザトウクジラの泳いだ後に写真のような茶色い便が浮いていることがあります。便を調べることで、ザトウクジラの食性やホルモン等について調査することができます。ザトウクジラの便は、浮いていると固形物のように見えますが、大変柔らかく、網などですくおうとするとすぐに溶けてバラバラになってしまいます。今日便を採取した調査員は、クジラの便が手について「大変臭かった・・・。」と言っていました。

 

2019.1.24

本部海域での調査の様子

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:2群4頭(親子クジラ:1群)
本 部:4群7頭(親子クジラ:なし)
那 覇:3群6頭(親子クジラ:1群)*提供情報

慶良間海域での調査に続き、本日より本部・伊江島周辺海域での調査を開始しました。今日の調査では、伊江島、水納島周辺に計7頭のザトウクジラを確認することができました!明日からもまたよろしくお願いいたします。

 

2019.1.19

慶良間海域で観察された親子クジラ

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間:10群18頭(親子クジラ:2群)
本 部:6群9頭(親子クジラ:なし)*提供情報
那 覇:5群10頭(親子クジラ:2群)*提供情報

本日の慶良間海域では、今年の調査では初めての親子クジラ(今シーズン産まれの新生児と母クジラ)が観察されました。今日の那覇周辺海域、本部海域の発見情報は、ホエールウォッチング事業者の皆様よりご提供いただきました。いつもご協力ありがとうございます!

 

2019.1.15

慶良間海域での調査の様子

【本日のザトウクジラ発見報告】
慶良間: 5群7頭(親子クジラ:なし)
本 部: - 
那 覇: 5群8頭(親子クジラ:1群))*提供情報

今年もザトウクジラ調査を開始しました!当ページでは、昨年に引き続き沖縄周辺海域で確認されたザトウクジラの発見情報を随時報告していく予定です。本日の那覇周辺海域の発見情報は、ホエールウォッチング事業者の皆様よりご提供いただきました。ありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします!

 

ザトウクジラとは

ザトウクジラは体長12~14m、体重30~40tほどになる大型ヒゲクジラ類の一種で、頭部にみられるこぶ状の突起や長い胸びれが特徴です。世界中の海に生息していますが、季節ごとに餌場と繁殖場を回遊しており、とくに北太平洋では、夏になるとロシアやアラスカなどの冷たい海でエサを食べ、冬になるとハワイ、メキシコ、沖縄、小笠原などの暖かい海で繁殖・子育てをします。沖縄沿岸では例年12月終わりごろから4月の初めにかけてよく観察され、慶良間諸島、本部半島周辺、那覇市周辺などで本種を対象としたホエールウォッチングツアーが盛んに行われています。

ザトウクジラ

尾びれ写真を使った個体識別

ザトウクジラは尾びれ腹面の模様や形状が人間の指紋のように1頭1頭異なります。尾びれの色が真っ白いもの、真っ黒いもの、白黒混ざったものや、同じ黒い尾びれでも後縁のギザギザの形状が各個体で異なるなど様々です。この特徴を生かし、世界各地でザトウクジラの尾びれ写真を使用した個体識別が行われています。

ザトウクジラ調査
尾びれ写真を使った個体識別

美ら島財団のザトウクジラ調査

当財団では沖縄のザトウクジラの資源状態や生態を把握するため、20年以上にわたり調査を継続しています。慶良間諸島周辺や本部半島周辺で収集した尾びれ写真の個体識別により、これまでに約1,700頭を識別しています(2019年現在)。この情報をもとに来遊頭数の推定を行ったり、国内外の研究者や地元の方々と協力しながら回遊経路の解明に努めています。また、その調査結果を地元のホエールウォッチング事業者の方々や子供たちに伝える活動なども行っています。

  • 美ら島財団のザトウクジラ調査
  • 美ら島財団のザトウクジラ調査
  • 美ら島財団のザトウクジラ調査
お問い合わせ先
総合研究センター
〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町石川888番地
TEL:0980-48-2266   FAX:0980-48-2200

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