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沖縄美ら島財団総合研究センター[美ら島研究センター]

海洋生物の調査研究

ホホジロザメの“三日月形”の尾ビレの形成過程に関する論文が掲載されました

ホホジロザメの“三日月形”の尾ビレの形成過程に関する論文が掲載されました

ホホジロザメは、上下に高さのある「三日月型」の尾ビレを持っています。このような形の尾ビレは、マグロなど高速遊泳を行う魚に広く見られ、長距離を効率的に泳ぐための適応であると考えられています。ホホジロザメの赤ちゃんは母胎から産まれるときにはすでに三日月型の尾ビレを持っていることから、三日月型の尾ビレは母胎内で形成されると考えられますが、その詳細は不明でした。
そこで、我々は20個体以上のホホジロザメの胎仔を調べ、その形成過程を明らかにしました。その結果によると、発生初期の胎仔は「鎌型」の尾ビレを持ち、成長とともに三日月形に変化することが分かりました。尾ビレの形態がこれほど大きく成長変化するサメは近縁種のネズミザメを除いて知られていません。この発見はホホジロザメの高速遊泳適応の謎のひとつを解明するものといえます。

著者名

Taketeru Tomita, Minoru Toda, Kei Miyamoto, Shin-Ichiro Oka, Keiichi Ueda, Keiichi Sato (すべて財団職員)

題名

Development of the lunate-shaped caudal fin in white shark embryos

雑誌名

The Anatomical Record

論文リンク

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ar.23776/full

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