沖縄周辺では、毎年冬から春にかけてザトウクジラが交尾、出産、子育てのために来遊し、これを観光資源とするホエールウォッチングは沖縄を含む南西諸島の重要なマリンレジャー産業のひとつとなっています。
このザトウクジラの保全、及び持続可能な観光資源利用について、より広く一般に普及することを目的として、環境省沖縄奄美自然環境事務所主催、当財団が共催・企画する「沖縄ザトウクジラシンポジウム2023 ~慶良間諸島国立公園の取り組みに学ぶホエールウォッチングのこれから~」を開催します。なお、本シンポジウムは、事前予約不要、参加無料となっております。
沖縄ザトウクジラシンポジウム 2023
~慶良間諸島国立公園の取り組みに学ぶホエールウォッチングのこれから~
日時
- 令和5年12月2日(土)17:00 開演(20:00 終了予定)
場所
- 沖縄コンベンションセンター会議棟A1(沖縄県宜野湾市真志喜 4-3-1)
プログラム
- 講演1「自然を良くする旅が地域のブランド価値を高める ~広がるネイチャーポジティブツーリズム~」
環境省自然環境局国立公園課 国立公園利用推進室 室長補佐 川瀨 翼
- 講演2「慶良間諸島国立公園の魅力を引き出す取り組み」
環境省沖縄奄美自然環境事務所 慶良間自然保護官事務所 上席国立公園管理官 服部 恭也
- 講演3「慶良間におけるホエールウォッチングと保全対策、事業紹介」
座間味村ホエールウォッチング協会 会長 大城 晃
- 講演4「南西諸島他海域のホエールウォッチング事業の紹介」
①沖縄北部:沖縄北部ホエールウォッチング協会 会長 山田 真二
②沖縄中南部:沖縄中南部ホエールウォッチング協会 スイム事業部長 大谷 友斗
③奄美:奄美クジラ・イルカ協会 会長 興 克樹
- 講演5「科学的知見からみたザトウクジラを取り巻く世界的な現状と保全の重要性 ~クジラと人のよりよい共存の方法を目指して~」
(一財)沖縄美ら島財団 動物研究室 小林 希実
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- 一般財団法人 沖縄美ら島財団 調査企画広報課 仲栄真・謝名堂
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