プレスリリース
2020.09.18
一般財団法人 沖縄美ら島財団 総合研究センター 植物研究室(沖縄県本部町)は、公益社団法人日本植物園協会(東京都)から「保全・栽培技術賞」を受賞しました。本賞は、同協会が2019年に新設した賞で、植物の育成や保全に関して顕著な業績をあげた個人および団体等に授与されるものです。
同協会協会誌において、奄美大島における現地環境調査と培養施設での栽培試験を通して、絶滅危惧IA類に選定されているサガリランの耐暑性に関する限界温度が30℃であることを明らかにし、亜熱帯地域の植物であっても夏季冷涼な環境が必要であることを示した点が評価されたと令和2年5月に表彰通知を受けました。
今回、「保全・栽培技術賞」は全国で2団体に授与されていますが、沖縄県内の団体では沖縄美ら島財団のみが受賞となります。受賞を受けて、今後さらなる環境保全と地域振興に向けた取り組みを推進してまいります。
資料ダウンロード | サガリラン 保全・育成・繁殖研究の成果 日本植物園協会「保全・栽培技術賞」を初受賞 |
---|
Copyright (c) 2015 Okinawa Churashima Foundation. All right reserved.