亜熱帯性植物に関する調査研究、技術開発、調査受託、普及啓発を行っています。
「自然環境の保全」を目的とした琉球列島産希少植物の生息域外保全に関する調査研究や、西表島植物誌編纂事業、「産業振興への寄与」を目的とした島野菜、花卉類、果樹、観葉植物等の有用植物の開発・増殖・栽培・利用に関する調査研究、「公園機能の向上」を目的とした都市緑化に関する調査研究や、熱帯・亜熱帯性植物の収集及び展示手法に関する調査等を行っています。
オキナワセッコク、サガリラン等の絶滅危惧植物を中心に、自生地調査や保全活動並びに育成方法の確立、増殖技術の開発等を行っています。
世界自然遺産登録地である西表島の維管束植物相の全貌解明に向け、現地調査、標本調査を行い、植物誌編纂に向けた取組みを進めると共に、植物相の保全に向けた提言を発信します。
沖縄の島野菜や薬草など収集・導入し、それらの栽培試験、栽培技術の確立および優良系統の選抜などを行い、地域への普及を図ります。
沖縄の在来植物を育種材料として用い、沖縄の環境に適した新しい観賞植物を開発・普及することで、産業振興を図ります。
沖縄で栽培されている熱帯果樹、観葉植物、ラン類などの優良種苗生産に関する調査研究を行います。
亜熱帯に属する沖縄では、高温や台風のため夏場に野菜などを安定的に生産するのが困難です。そこで、気象条件に左右されない施設栽培技術の開発を行っています。
フクギやアカギ等の病虫害を中心に防除技術の確立を目指して、病原菌の特定や薬剤登録に向けた調査研究を行っています。また、風倒被害を未然に防ぐことを目的に、ガンマー線を用いて見た目では判別できない樹木内部の精密な診断を非破壊で行っています。
産業振興への寄与を目的に、職場環境内への室内緑化の導入を行い、心理的・生理的な改善効果及び空気清浄効果を検証しています。
壁面(格子)でのつる性植物の生育調査や粗放管理条件下での屋上植物栽培調査等を行い、沖縄の生育環境に適した壁面緑化、屋上緑化植物等の選出を行っています。
草花等を用いた装飾技術は平面的な物から立体的な物へ、また、露地から壁面・屋上等へと変化してきています。立体的なモザイカルチャーや壁面での草花装飾技術の開発や植物材料の調査を行っています。
有用植物の導入を図るとともに、ドリアン、マンゴスチン、マンゴー等の熱帯果樹や、ブーゲンビレア、ゴールデンシャワー等の熱帯花木の大型コンテナ栽培による肥培管理等の技術開発を行っています。
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