ベニバナの花の色 なぜ変わる⁈
こんにちは!スタッフFです。
今回は、
先日紹介した「ベニバナ」について解説します!
前回、ベニバナの花は日を追うごとに
色が変化すると紹介しましたが、
その仕組みには化学物質が関わっています。
ベニバナの花は咲き初めは黄色で、
次第にオレンジ色から赤色へと変化していきます。
これには黄色色素の【プレカーサミン】と
赤色素の【カーサミン】という化学物質が
関係しています。
咲き初めの花に含まれているのは
プレカーサミンです。
時間がたち、酸化がおこると
プレカーサミンは徐々にカーサミンに
変化していきます。
これが黄色→オレンジ→赤色へと
色が変わる仕組みなのです。
伝統工芸の分野で使われる、
ベニバナ由来の染料「紅(べに)」も
カーサミンを利用したものです。
黄色の花(左)、赤色の花(中央)、オレンジ色の花(右)
美ら島自然学校では、普通のベニバナの他にも
花が赤くならない“黄花ベニバナ”や、
赤にも黄色にもならない“白花ベニバナ”を植えています。
黄花ベニバナ(左)と白花ベニバナ(右)
花色の違いは、遺伝子の突然変異が原因です。
黄花ベニバナや白花ベニバナには
プレカーサミンが含まれていないため、
花の色が変化せず、紅(べに)にも利用できないのです。
実際にベニバナの花を紅(べに)として利用するには
さまざまな技術と工程が必要となります。
化学的な知識をもたなかった昔の人々が、
観察と試行錯誤を繰り返して、
染色技術を確立させたこともびっくりですね☆
詳しくは展示されているポスターをご覧ください。
3月のフラワーフェスティバル期間中には
ベニバナ染めのイベントも開催します!
皆さまのご参加お待ちしています☆
(要事前予約、詳しくはチラシをご覧ください。)