【緑風学園4年生とウミガメを放流しました!】
美ら島自然学校では、名護市立小中一貫教育校 緑風学園と協力し、
地域の自然や環境について学ぶ学習を行っています。
そのうち小学校3年生では、一年を通してウミガメの学習を行っています。
昨年(2021年)も、ウミガメの生態や形態を学んだあと、
美ら島自然学校で実際にウミガメの飼育に参加し、
甲羅の長さと幅、体重を計測してもらいました。
(これを定期的に行うことで、仔ガメの成長を知ることができます)
美ら島自然学校では、沖縄美ら海水族館で飼育下繁殖した仔ガメ3種類
(アカウミガメ・アオウミガメ・タイマイ)を約1年間飼育し、
仔ガメの生態調査を行っています。
その後、仔ガメに標識をつけて放流する標識放流調査を行いますが、
今回、緑風学園の子どもたちにも、標識放流調査のお手伝いをしてもらいました。
2022年7月6日、4年生へ進級した子どもたちが約半年ぶりに仔ガメとご対面!
第一声はもちろん「大きくなってる~!!」。
立派に成長している様子に大興奮!
そして、半年ぶりに最後の計測を行いました。
その後、美ら島自然学校前の海岸へ移動。
いよいよその時がきました・・・
3年生の頃にお世話をしていた仔ガメと違って、
大きく力強く成長した仔ガメを、自分たちの手で海へ放しました。
「がんばれよ~!」
「大きくなってまた帰ってきてね」
子どもたちはだんだんと遠く離れていく仔ガメが見えなくなるまで
エールを送っていました。
大きくなった仔ガメたちが、また沖縄の砂浜で産卵できるように、
これからもきれいな砂浜を守っていきたいですね!