1. タイワンハブは増えている?!研究スタッフの講演会を行いました☆

かめーかめーブログ

2020.12.15 イベント

タイワンハブは増えている?!研究スタッフの講演会を行いました☆

こんにちは!スタッフkuniです☆

 

202012月5日(土)に美ら島自然学校で行った講演会 

「タイワンハブの沖縄島北部における現状と課題」に参加した時のようすを

レポートしたいと思います!

こちらが今回主役のタイワンハブの標本。

  

この講演会は、普段、タイワンハブの調査研究をしている職員が講師になり、

定員10名の中、9名が参加してくださいました☆

 

 

ハブをはじめとする、沖縄に生息するヘビについての説明から始まりましたよ☆

「ハブはキケンな生き物!」と言っても、
治療体制も整っていることもあり、2000年に入ってからは
噛まれて亡くなった方はいないそうです。


ハブにはいくつかの種類がいます。
「ハブ」というと、沖縄に昔からいた在来種のことで、
「タイワンハブ」は、その名のとおり海外から入ってきた外来種です。

 
左が沖縄に昔からいる「ハブ」。右が「タイワンハブ」です。
 
本部半島でのお話ですが、
最近では、トラップをしかけると、
引っかかるのはほとんど外来種のタイワンハブなんだそう。
本来沖縄に生息している「ハブ」は、
年々トラップにかかる数が減ってきているそうです。
 

左はハブを捕まえるためのトラップ。右は、ハブを捕まえるときに使う道具です。

なかなかの接近戦。慣れていないと、これはかなりキケンが伴います!

参加者の皆さまからも「こわい」という声も聞こえてきました。

 

沖縄の北部で見かけることがかなり増えてきている「タイワンハブ」。
それでも、まだまだわからないことが多い生き物です。
調査研究の課題は山積み!
新しいことがわかったら、また講演してもらいたいと思います!
 
 
 
※ハブは、キケンな生き物です。
見つけても無理に近づかず、
警察や各市町村の担当に連絡するようにしてください!