2016.07.27 イベント
美ら島自然学校では、名護市立小中一貫教育校 緑風学園と協力し、地域の自然や環境について
学ぶ学習会を行っています。7月13日には3年生の子どもたちが美ら島自然学校に訪れ、ウミガメ
が産卵する砂浜環境について学習しました。
最初に、教室でウミガメの産卵についてお話しました。
沖縄で産卵するウミガメの種類や、地元名護市での産卵状況について解説したほか、
種類によって異なるウミガメのあしあとの形や卵の大きさを覚えてもらいました。
「ウミガメのあしあとの違いや卵の大きさについて解説」
突然ですが、ここで6/23ブログの答えを・・・
沖縄で産卵するウミガメ3種のうち、アカウミガメとタイマイのあしあとは左右交互に残りますが、
アオウミガメのあしあとは左右そろった形で残ります。なので、砂浜に残されたあしあとを見て
種類を見分けることができるんです。
教室での学習の後は、目の前の砂浜で野外観察です。
子どもたちと一緒に砂浜に出てびっくり!!
ウミガメのあしあとを発見!!
「何ウミガメのあしあと?」
運よく、前日の上陸・産卵跡を観察することができました。
子どもたちも大興奮で種類を予想したり、卵を観察したり・・・
スタッフと一緒に産卵調査を行いました。
調査の結果、アオウミガメの産卵であることを確認しましたよ。
調査の後は、母ウミガメ体験!
砂浜に寝っころがって、ウミガメの上陸あとをつくってみたり
「アカウミガメは交互に肢を動かす・・・」
ウミガメが産卵しそうな場所で産卵巣を掘ってみたり?
「まるでアリバダ・・・」
暑さに負けず、頑張っていました。
子どもたちは、実際に穴を掘ってみたことで、真っ白な砂浜の下に隠れた「湿り気を帯びた砂」に
気付いていました。
ウミガメの卵にとって大事なこの「湿り気」については、二学期に学習していきましょう!
学習の経過については、今後もお伝えしたいと思います。
お楽しみに!
クイズ:「アリバダ」とはなんでしょうか? 答えはまた次回☆
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