世界自然遺産沖縄基金助成事業について
 

はじめに

世界自然遺産沖縄基金助成事業は、沖縄島北部及び西表島における世界自然遺産登録地において、その価値を将来にわたって維持・持続できるよう、自然環境の適正な保全管理、自然の恵みに関する普及啓発、調査研究や保全活動に取り組む地域の人材育成などを実施する団体に対し、世界自然遺産沖縄基金の範囲内において助成金を交付するものです。

 
世界自然遺産沖縄基金助成事業概要

対象となる事業の分野

  1. (1)沖縄島北部および西表島の世界自然遺産登録地に関する自然環境の保全管理、調査研究、普及啓発、教育及び技術開発、保全活動に取り組む地域の人材育成等の事業
  2. (2)その他(1)の目的の達成に必要な事業

対象者

・大学等に通う学生・生徒および教育・研究機関
 ※応募対象者が学生・生徒等の場合は、指導教官等の承諾が必要です。
・NPO法人等の法人格を有するもの
・民間企業等の団体または個人で18歳以上であること。

助成金の支払について

助成金は、事業完了後の完了払いとします。
また、使途不明等により不適合とみなしたものについては、助成金の返還請求を行いますのでご留意ください。(助成金の用途については募集要領の「助成対象経費区分表」参照)

知的財産の帰属

  1. (1)助成事業の成果等は、助成対象者に帰属します。
  2. (2)助成事業の成果等に関して特許等を得た際には、公報の写し等を世界自然遺産沖縄基金に提出してください。
  3. (3)学会誌等に研究成果等を掲載する場合やマスコミ等への公表時には、世界自然遺産沖縄基金の助成事業である旨を明記してください。

成果の発表

助成事業の成果は、世界自然遺産沖縄基金の事業報告書等へ掲載を行うことがあります。
また、世界自然遺産推進共同企業体が行う報告会等において成果報告を行います。

 
令和6年度世界自然遺産沖縄基金助成事業

令和6年度世界自然遺産沖縄基金助成事業の募集は終了いたしました。
多数のご応募誠にありがとうございました。

令和6年度世界自然遺産沖縄基金助成事業 採択事業

応募総数

23件

応募内訳

調査研究 15件、普及啓発 2件、技術開発 2件、人材育成 2件、その他 2件

審査結果

調査研究 3件 採択

採択事業

  1. 1.世界自然遺産登録地における世界遺産教育プログラム構築に必要な基礎資料の収集と教材化に資する調査研究
    (大島 順子:国立大学法人琉球大学 国際地域創造学部 観光地域デザインプログラム 准教授)
  2. 2.自動撮影カメラによるヤンバルクイナの親子の動向把握調査
    (玉那覇 彰子:NPO法人どうぶつたちの病院沖縄 ヤンバルクイナ飼育研究員)
  3. 3.沖縄島北部におけるケナガネズミの道路利用の時間帯と季節性
    (大賀 優斗:国立大学法人琉球大学 理学部 海洋自然科学科 生物系)

令和6年度世界自然遺産沖縄基金助成事業採択者用資料

令和6年度世界自然遺産沖縄基金助成事業 募集について

活動期間

令和6年4月1日以降開始事業とします。
なお、1年間を原則としますが、延長申請を含め、最長で2年間までの期間申請を認めます。

助成対象者数

若干名

助成金額

総額:100万円程度
 1)調査研究・技術開発:1件あたり上限50万円以内
 2)普及啓発等活動  :1件あたり上限30万円以内

応募方法

応募者は「世界自然遺産沖縄基金 助成事業実施要領」および「世界自然遺産沖縄基金 助成事業募集要領」をよく読み、所定の申請書に必要事項を記入し、事務局まで持参もしくは郵送で提出してください。

募集期間

応募の開始     令和5年11月 1日(水)
応募の締め切り   令和5年12月28日(木) ※必着

結果の通知

令和6年2月下旬(予定)※HPへの掲載と、郵送によりお知らせいたします。

 
令和5年度世界自然遺産沖縄基金助成事業プレ実施

令和5年度に世界自然遺産沖縄基金助成事業プレ事業として1件採択いたしました。

令和5年度世界自然遺産沖縄基金助成事業 プレ採択事業

審査結果

その他(教育・人材育成)1件 採択

採択事業

  1. 1.第24回全国高校生自然環境サミット・全国高校生環境学習発表会
    (島袋 陽:沖縄県立辺士名高等学校 教諭)
 
お問い合わせ

一般財団法人沖縄美ら島財団 総合研究所 普及開発課
〒905-0206 沖縄県国頭郡本部町字石川888番地
Tel:0980-48-2266 / Fax:0980-48-3900
【基金】wnhof@okichura.jp 【助成事業】wnhof-grant@okichura.jp

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