一般財団法人沖縄美ら島財団 美ら島自然学校
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キジバトの子育て記録①
2023.01.25
生き物
キジバトの子育て記録①
こんにちは! スタッフNです。
少し時を遡って、昨年の12月23日。
当日出勤していた、スタッフkuniさんから
「ハトが子育てしてます!」と連絡が!!
翌日、教えてもらった場所をよ~く見てみると…
教室Bの前にある、リュウキュウコクタンの葉が
生い茂っているところから幼鳥の頭が見えました!
もう少し近付いて見てみましょう♪
まだ産毛が残っていますが、だんだん羽が
生え揃ってきている幼鳥を2羽確認できました☆
そして、子育て中の親鳥がコチラ!
キジバト 全長:33cm
自然学校で最もよく見られる野鳥の一種。
体色がキジのメスに似ていることが、名前の由来です。
成鳥になると、首元が黒と青のうろこ模様を帯びて、
眼がオレンジ色や赤色になります。
沖縄県内に生息しているのは、亜種のリュウキュウキジバトです。
一般的に、多くの野鳥はエサとなる昆虫などの小動物が豊富な、
春から秋にかけて繁殖しますが、ハトの仲間は『素嚢(そのう)』という
器官から分泌される『素嚢乳』(通称:ピジョンミルク)を与えて
子育てするため、一年中繁殖することが可能です!
さらに、メスだけでなくオスも分泌できるんですよ!
とても身近な生きものであるハトの仲間ですが、
このような面白い生態があること、ご存知でしたか?
次回の子育て記録でも、ハトの仲間の生態を
ご紹介しますので、お楽しみに♪
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