2018.08.13
8/11(土)、“夏休み特別プログラム「海の星と空の星」”と題した学習会を行いました。
本学習会は昼から夜にかけて丸1日、美ら島自然学校周辺の自然を満喫していただくプログラムです。
内容は…
【昼の部】
・「海の星」にちなんだ星の砂(ホシスナの殻)に関する観察と学習
・「空の星」にちなんだ宇宙や星座に関する学習
・星の砂を使った星座カードづくり
【夜の部】
・野外にて星空観察
…といった流れで実施しました。
まずは“海の星”である星の砂についてのお話です。
星の砂は元々生き物であるということを知っていますか?
星の砂は「ホシスナ」という生き物が死んだあとに残った殻なのです。
台風14号の影響により、予定していた野外でのホシスナ観察はできませんでしたが、
室内にて顕微鏡を使ったホシスナ観察を行いました。
生きているホシスナに興味津々… 顕微鏡をのぞく姿は真剣そのものです。
学習を通して、ホシスナとその仲間の見分けはばっちり!
星座カードづくりに使う星の砂も皆さんの手で集めていただきました。
続いては“空の星”のお話です。
空の星については名護市羽地支所の当山さんを講師にお招きしてお話をしてもらいました。
月はどうやって生まれたのか?夏にはどんな星座が見られるの?
パソコンのソフトを使って楽しく教えてもらいました。
星座について学んだあとは、参加者の皆さんが集めた星の砂を使って夏の星座カードづくりです。
当山先生に教えてもらった星座の中からお気に入りの星座を選んで作りましたよ。
完成品がこちら!とてもすてきな作品に仕上がりました。
星座カードづくりの後は日没を待ち、いよいよ星空観察です!
観察を始めてすぐは曇り空でしたが、だんだんと雲が晴れて運よく星空を観察することができました!!
最近ニュースで話題となった火星も、とてもきれいに見えましたよ。
今回テーマにした「海の星と空の星」は私たちの身の回りにたくさんあるものです。
皆さんも時には砂浜でしゃがんで星の砂を探したり、空を見上げて星や惑星を見てみてはいかがでしょうか。
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