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プレスリリース

おなかの中に仔ザメが80匹!子宮に秘められた繁殖の謎 大型の危険ザメ「イタチザメ」の特異な繁殖方法を解明!

2016.01.26

一般財団法人 沖縄美ら島財団(沖縄県本部町)は、米国海洋大気庁(NOAA)のホセ・カストロ博士、米国クレムソン大学のアシュビー・ボーディン博士(故人)との共同研究により、沖縄県内で広く見られる大型の危険ザメ「イタチザメ(英名タイガーシャーク)」が、他のサメ類とは異なる独自の繁殖方法をもつことを解明しました。本研究成果は1月22日(北欧時間)に英国の学術誌「Marine Biology Research」オンライン版に掲載されています。

発表雑誌

雑誌名

  • Marine Biology Research

論文名

  • A novel mode of embryonic nutrition in the tiger shark, Galeocerdo cuvier.(妊娠イタチザメの胎仔に対する新たな栄養供給機構)

著者名

  • 米国海洋大気庁(NOAA) Jose Castro、(一財)沖縄美ら島財団 佐藤 圭一、米国クレムソン大学(Clemson Univ.) Ashby Bodine

ポイント

  • イタチザメは胎生で、一度に最大で80匹程度の仔ザメを妊娠、出産することが知られている。
  • イタチザメは胎盤などを持たず、母ザメから小さな卵黄以外の直接的な栄養供給が無いにもかかわらず、胎内で全長80センチ以上の大きさに成長する。
  • 研究チームは、子宮内の液体に仔ザメが成長するための十分な有機物の量があることを化学的に確認し、仔ザメはその有機物を吸収することにより、卵黄の栄養に依存せず成長すると結論付けた。
  • イタチザメの繁殖方法はサメ類の中でも特異なものであり、胎盤を失ったことにより獲得した特異な繁殖方法であると考えられる。
大型の危険ザメ「イタチザメ」の特異な繁殖方法を解明!
イタチザメ(タイガーシャーク)

代表研究者プロフィール

佐藤 圭一(さとう けいいち)
2000年北海道大学大学院博士課程修了。2000年(社)沖縄海洋生物飼育技術センター、2002年(財)海洋博覧会記念公園管理財団(現在は一般財団法人 沖縄美ら島財団に名称変更)入社。専門はサメ・エイ類の比較解剖学および繁殖生態学の研究。

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お問い合わせ先
一般財団法人 沖縄美ら島財団
経営企画課 上間・又吉
沖縄県国頭郡本部町字石川888
TEL:0980-48-3649 FAX:0980-48-2200
電話での受付時間 10:00~17:00 月曜~金曜(祝日を除く)

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