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ホーム総合研究センター平成27年度 事業年報 > 4)沖縄美ら島財団 寄附講座

沖縄美ら島財団総合研究センター[美ら島研究センター]

普及啓発の取り組み

4)沖縄美ら島財団 寄附講座

前田好美*1・宮城幸織*1

1.はじめに

当センターでは、これまで一般向け事業として「美ら海自然教室」や「美ら島自然教室」、「美ら島・美ら海工作室」、小中学校を主な対象とした「学校連携事業」等を展開してきた。しかし、大学に通う学生や社会人などを対象とした事業については、対応が不十分であった。そこで、沖縄県における高等教育を支援することを目的に、県内の大学において、当財団の事業内容を活かした講座開設等による事業展開を図った。平成27年度は、試験的実施として公立大学法人名桜大学(沖縄県名護市為又1220−1)において、寄付講座を開設した。

2.実施結果

1)実施内容

図-1 寄附講座の様子
図-1 寄附講座の様子

「沖縄から発信する環境問題への対応を産業振興」をテーマに、後期日程(平成27年10月~平成28年2月)の期間、全15回の講座を開設した。講義内容は、財団が行う事業(国営公園や水族館等の管理運営、調査研究事業等)を題材とし、それぞれの事業が沖縄の産業振興や環境問題への対応に果たす役割や今後の展望について、過去の事例を踏まえて解説を行った。各回の講師と講義内容は表-1のとおりである。

表-1 平成27年度寄附講座 講義内容一覧

2)実施結果

名桜大学生の受講者数が全4名と、思うように伸びなかった。欠席も多く、受講者が単位を取得できず終了する結果となった。実施時間が夕方(5限目16:30~18:00)であったことから、必修科目に関係する課外活動やボランティア等と時間が重なるなど、学生が継続して受講し難い条件となっていたことも、受講者が伸び悩んだ要因の一つであったと考えられる。また、大学側との調整により、シニア層を中心とした市民への公開講座としても情報を開示、告知を行ったが、期間中の参加者は25名に留まった。

受講者からは、「講義内容は興味深い」「講師陣の経歴が魅力的」といった声が聞かれたほか「もっと事例を取り入れた方が良い」といった意見も聞かれた。今後の実施に当たっては、当センター職員の実務に則した講義計画を立てることで、より魅力ある講座が開設できると考える。



*1 普及開発課

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